「第10回小樽雪あかりの路」(2/8~17)開催まで残り3日となった。札幌の雪まつりも5日(火)から開幕した。小樽では、雪あかりの路メイン会場の運河や手宮線で、ボランティアたちが、会場設営に追い込みをかけている。
4日(月)小樽に到着した韓国ボランティアたちも合流し、5日から作業は急ピッチで進められている。韓国ボランティア団「OKOVO」(Otaru snow gleaming festival KOrean VOlunteers)は、51名からなる。
今年のOKOVOの担当エリアは、運河会場の中央橋から竜宮橋までの約220mの区間。これまで担当していた手宮線会場約30mの7倍にもなる。このため、事前に会場イメージ図を3ヶ月かけて作成してきた。
「愛と結婚式」をテーマに、新婦が結婚式会場に向かう時に乗る輿「コツガマ」などの伝統的なものを作ることにしている。韓国の七夕で織姫と彦星が渡るという鳥鵲橋(オジャクキョ)をイメージし、「日本と韓国を結ぶ架け橋にしたい」(キム・ドゥヨン団長)と話している。
5日(火)は、14:00から作業をスタートさせた。メンバーを5班に分け、それぞれイメージしたオブジェ作りを始めた。お揃いのオレンジや黒のスキーウェアを着て、長靴履きで、スコップやバケツなどで懸命に作業に取り組んだ。大声で歌いながら作業する男性ボランティアの姿もあり、会場には若々しい声が響き、賑わいを見せていた。
また、浅草橋から中央橋までの運河会場では、市内企業や団体、学生などもオブジェ制作を行っていた。「開催まであと少しだから、追い込みをかけてやってます」、「うちのが一番すごいでしょ」 などと、雪との格闘に没頭していた。
6日(水)からは、中国ボランティアも参加することになっている。
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