「歩こう歩こう・・・」。1日(金)、おたる水族館(祝津3)で、ペンギンやモモイロペリカンたちが、よちよちと可愛らしく散歩する姿を披露し、子供たちの歓声が響き渡った。
おたる水族館は、2月2日(土)からの冬期特別営業を前に、1日(金)11:00から、市内祝津小学校の児童23名を招き、目玉イベントのペンギンやモモイロペリカンの散歩を公開した。
同館の冬期特別営業は、「第10回小樽雪あかりの路」(2/8~17)に合わせて行われる。ペンギンの雪中散歩やペリカンの館内ウォーク、新規展示コーナー「ミクロの世界を観察しよう」、特別展「お魚たちのイルミネーション」のイベントを用意している。
「ペンギンの雪中散歩」は、南極出身のジェンツーペンギンたちが、イルカスタジアム前に積もった雪のコース約60mをよちよち歩くもの。これまでの館内の散歩コースが、今年から雪中の屋外コースに移った。
祝津小の子供たちが、この雪中散歩コースの周りを囲んだ。ダディとボン、ボボンの親子3羽が、真っ白な雪を身体につけながら、短い足で歩く姿に、「ボン可愛い」、「こっち向いて」 と歓声を上げていた。
コース途中の下り坂で腹滑り(トボガン)する予定だったが、ペンギンたちの気分で、今回は滑らずのんびり歩いた。フカフカの雪に足をとられながら、ゆっくりコースを歩いて、可愛らしい姿を披露した。
「昨年は、館内のペンギンの散歩を見たけど、今年の外の雪の上を歩く散歩の方が面白い。ペンギンがすごく可愛い」(4年・中村貴一くん)と喜んでいた。
ペリカンの館内ウォークは、本館1階海のパノラマ水槽からほのぼのプールまでのコースを1往復するもので、子供たちは、ペリカンたちの歩くスピードに合わせて、ゆっくり観察していた。
おたる水族館の冬期特別営業は、2月2日(土)から17日(日)10:00~16:00まで。大人800円・小中学生400円・幼児(3歳以上)200円。問合せ:0134-33-1400