米艦船「ブルーリッジ」 7回目の小樽寄港要請


blueridge.JPG 小樽市は、1月16日(水)12:00に記者会見を開き、15日(火)に小樽港長(小樽海上保安部・山口晴久部長)から、米海軍艦船「BLUE RIDGE(ブルーリッジ)」(19,200トン)の小樽寄港に伴う岸壁手
配の要請があったと発表した。
 市の総務部・港湾部によると、同艦船の入港期間は、2月7日(木)10:00から11日(月)10:00までの5日間。小樽雪あかりの路やさっぽろ雪まつり期間に合わせた「親善・友好訪問」が目的だとしている。
 米艦船ブルーリッジは、米海軍第7艦隊の旗艦。ブルー・リッジ級揚陸指揮艦の1番艦で、全長193.6m、全幅32.9m、喫水9.1m、排水トン数19,200トン、マスト高48.5m、一日最大上陸人員数807人としている。
 同艦船の岸壁手配の要請を受けた小樽市は、「昨日通知を受けて、市長を含めて港湾部と総務部とで会議を持って、入出港接岸時の港の安全性、停泊バースでの商業船との影響、核兵器の有無の3つを確認しながら進めていくことにしている。安全性については、過去に6回小樽港に入っているので、問題はない。港湾機能の影響と核兵器について、従前通り確認をしていく」(山崎範夫総務部長)と、これまでの三原則に照らして対応することにしている。
 磯谷揚一港湾部長は、「小樽港には、船が入っていないようで出入りが多い。艦船の大きさから、勝納ふ頭か中央ふ頭になると思うが、入港船舶については直前まで詳細が分からないので、様子を見る」としている。
 在日米海軍からは、1月25日(金)までに岸壁手配の回答をと要請が来ているが、市では、「25日(金)にバース会議があるので、この日に回答することは出来ないだろう」という。
 これまで、小樽港には空母やイージス艦などを含めて69隻入港しており、このブルーリッジの7回目の入港で70隻目となる。
 また、石狩湾新港では、2月6日(水)から、米海軍イージス艦「ジョン・S・マッケイン」(8,315トン)の寄港要請も受けており、市では、ブルーリッジ同様に三原則について協議していくことにしている。
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