小樽市稲穂1の北川眼科医院の前院長・北川永一さん(82)と妻・恭子さん(78)は、約30年もの間、日本赤十字社や市総合福祉センターに、高額の寄付や点字図書などの寄贈を続けている。
1月15日(火)13:30、妻・恭子さんが永一さんとともに、「日本赤十字社の慈善活動資金として」と、現金1,000万円を寄付するため、市役所本館の市長室を訪れ、山田勝麿市長に目録を手渡した。
恭子さんは、1979(昭和54)年から、日本赤十字社小樽市地区(緑1)に寄付を続けている。小樽市以外でも、昨年の能登半島地震の際にも寄付を行っている。旭川で生まれ、北大で永一さんと知り合い結婚。眼科医院の開業(1956・昭和31年)とともに小樽へ。同医院では、管理薬剤師として、夫・永一さんを長年支え続けている。永一さんとともに、点字図書の寄贈なども行っている。
15日(火)は、「長年、健康で過ごすことができたことに感謝し、日本赤十字社の慈善活動資金に」(恭子さん)と、1,000万円の寄付を行った。日本赤十字社小樽地区では、この寄付金の約2割が同地区に入るため、「おかげさまで、目標額1,700万円に達した」と喜んでいた。
恭子さんは、「今後も、私が元気でお金がある限り、何かの形で寄付や寄贈を続けていきたい。皆さんに役立てることをしたい」としている。
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