小樽市内の3商店街で、2008年の初売りが2日(水)から始まった。都通り商店街やサンモール一番街では、小樽の太鼓衆が初打ちを披露し、アーケード内に迫力の打演を響かせ、商店街の一年の始まりを盛り立てた。
都通り商店街では、11:00から、「うしお太鼓」の初打ちが行われた。赤と青の潮の潮衣装に身を包んだ太鼓衆が、勢い良く打演を披露し、同商店街に足を運んだ買い物客たちから拍手や歓声が送られていた。
サンモール一番街では、13:00から、小樽太鼓衆「鼓響」の初打ちが披露された。「はっ」と威勢良い掛け声で演奏を始め、息の合った打演が会場に広がった。太鼓の音に釣られた買い物客たちは足を止めて、「鼓響」の打演に聞き入っていた。
2商店街では、太鼓の初打ちのあとに、新年恒例のもちつきが行われた。会場に足を運んだ買い物客には、あんこ餅やきな粉餅が振舞われた。大人から子供まで、「やっぱり正月は餅だな」、「つきたての餅はうまいな」と、ほっぺたを膨らませて舌鼓を打っていた。
都通りでは、お年玉年賀はがきで、商品券が当たる抽選会が行われた。先着200名に1,000円分、さらにこの200名の中から抽選で10名に10,000円分のプレゼントがあり、新年早々に運を勝ち取った買い物客で賑わいを見せていた。
サンモール一番街では、現金2割払戻しセールが4日(金)まで行われており、特設払戻所には長い列が作られていた。花銀商店街では、道内ペア旅行や商品券が当たるお年玉プレゼント企画が用意されており、市民たちは、市内中心商店街で、正月の買物を楽しんでいた。