2007年の“消防白書”!火災92件・救急4年連続6,000件台


 小樽市消防本部(仲谷正人消防長)は、4日(金)、2007(平成19)年中の火災発生状況、救急・救助出動状況をまとめた“消防白書”を発表した。
 この“消防白書”によると、2007(平成19)年中の火災発生件数は92件で、前年に比べて18件増加している。焼損面積が3,779平方メートル(前年比1,154平方メートル増)で、損害額は2億1,000万円(2,000万円増)となり、死者8名(1名増)、負傷者16名(6名増)と、すべて前年より増加したことを明らかにした。
 このうち、建物火災は51件で、全焼9件、半焼7件、部分焼14件、ぼや21件。出火原因は、放火・放火の疑いが14件、こんろ関係11件、電気配線等6件で、昨年同様、放火・放火の疑いが出火原因の1位となっている。
 また、救急出動件数は6,106件、搬送人員5,764人だった。1日平均は16.7件で、最も多い日では35件となり、4年連続で6,000件台となったとしている。65歳以上の高齢者の搬送が多く、全体の57.5%を占めているという。
 平成19年中の火災発生状況 
 火災発生状況 
 火災件数の推移 
 平成19年 火災原因別火災件数(92件) 
 平成19年月別火災発生状況 
 過去5年間の死者は発生状況 
 平成19年 救急出動状況 
 平成19年救急統計
 平成19年 救急対前年比較 
 平成19年救助統計