小樽駅前新ビルの工事開始は越年!


3build.jpg 小樽駅前第3ビル建替えのための新ツインタワービル建設で、予定していた建築確認が年内に下りず、工事開始が越年することになった。
 12月5日(水)に地鎮祭を終え、JR小樽駅前交差点の一等地に新築される新ツインタワービルは、17階建て113戸のマンションと10階建て233室のホテル棟よりなる。
 両棟をつなぐ地下に駐車場と店舗、1階に店舗やホテル・分譲マンションのエントランス、2階にホテルと温浴施設、3階以上はホテルとマンションとなる。総額約60億円をかけて進められ、年内に工事着工の段取りだった。
 今年6月から11月まで旧ビルの解体工事が行われ、12月5日(水)に地鎮祭を終え、いよいよ建設工事の着工まで進んだ。しかし、耐震偽装による国の建築基準法の改正の影響で、10月下旬に行った確認申請の許可が遅れ、年内の工事開始は出来なくなった。
 建設現場では、すぐに工事に入れるように準備が行われていたが、12月中旬に確認許可が下りなかったため、作業員もこのまま冬休みに入り、工事開始が越年することになった。現場の鉄筋の上には、白い雪が覆いかぶさって、寂しく年を越す。
 同組合事務局では、「確認が来年に遅れても、工事の作業を出来るだけ早く進め、2009(平成21)年3月には、順次、店舗がオープン出来るようにしたい」と話している。
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