東小樽海岸に漂着したゴム手袋や靴などを、金・銀のスプレーで彩って飾ったクリスマスツリーが、小樽市総合博物館(手宮1)のエントランスホールに展示されている。
漂着物を飾ったクリスマスツリーは、小樽海洋少年団の団員12名による作品。海の環境保全を啓発するため、第一管区海上保安本部の協力で実施した。
16日(日)10:00に、団員12名と海保職員3名で東小樽海岸に向い、ゴム手袋やプラスチックゴミ、おもちゃ、靴などの漂着物を拾い集めた。集めたゴミを築港の事務所に持ち帰り、カッパを着て、金や銀のスプレーをゴミにかけて、クリスマス装飾にした。参加した団員が力を合わせて一生懸命にツリーに飾り完成させ、小樽市総合博物館に運び込んだ。
この漂着物で作ったクリスマスツリーは、正面玄関近くのレファレンスルームの横に設置されている。約1m80cmのクリスマスツリーに、綺麗に彩られた漂着物が飾られており、見学に来た人達は、「漂着物も頑張れば綺麗に見えるんだ」と驚いていた。
小樽海洋少年団では、「今後は、もっと大きなクリスマスツリーにも挑戦したい」と話している。(一部写真提供:小樽海洋少年団)