小樽観光のグレードアップを目指す「小樽観光大学校」(山田勝麿大学校長)は、おたる案内人1級資格の上にさらに“マイスター検定”を設置したと、17日(月)に発表した。
おたる案内人資格は、全国各地域で展開されているご当地検定のひとつ。観光都市・小樽を育てるのは人づくりからと、地域の歴史や現状などを理解する人材を育てている。
これまで、同検定には、1級と2級の講座・検定しかなかった。しかし、取得した資格にさらに磨きをかけて、幅広い知識の習得やガイドとしての実践経験をフォローするためと、1・2級取得者のみが受講出来る「ブラッシュアップ講座」を作り、「おたる案内人」の上級者資格“マイスター検定”を設置した。
同大学校によると、マイスターとは、誰もが認める「おたる案内人」で、「お客様の聞きたいことを察し」 「失礼のないおもてなしができ」 「観光内容と実態を把握し」 「それが小樽にとってどういう重要性を持つか」という体系を想定しているという。
マイスター検定のためのブラッシュアップ講座は、全5講座の受講が必須条件となっている。遠方の人も参加できるように、3月22日(土)・23日(日)の2日間集中講座となっている。小樽商科大学教授やNPO法人歴史文化研究所などを講師に迎え、小樽商大と小樽市分庁舎の2会場で行われる。
1講座3,000円(税込)、マイスター検定受験者(5講座分)は15,000円(税込)。申込は、所定の申込用紙に必要事項を記入し、受講料を添えて小樽観光大学校事務局へ。郵送(現金書留)も受け付けている。
ブラッシュアップ講座とマイスター検定の申込は、1月7日(月)から3月17日まで。詳しくはこちら
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