新合同庁舎の建て替えを進めている北海道開発局(札幌)は、12月4日(火)18:00~20:00、「第5回地域連携懇談会」を、小樽港湾合同庁舎(港町)6階大会議室で開いた。
「小樽地方合同庁舎整備事業 第5回地域連携懇談会」では、小樽港第3ふ頭基部にある港湾合同庁舎の建て替えに伴い、「周辺環境に調和し優れた環境の創出を図り、小樽市の街並み形成に寄与するため」と、有識者や施設利用者、管理者などが意見交換を行っている。
これまで、4回の懇談会を重ね、基本構想の考え方や基本設計、配置検討案、ユニバーサルデザインについて検討してきた。
第5回は、2種類の外観デザイン図と外講・植栽計画などについて提案された。議事の公開は、北海道開発局・新宅浩明営繕部長の冒頭挨拶までで、議事の概要と提案された資料は、来週中にホームページにアップされることになっている。 こちら
新宅営繕部長は、「本日の懇談会において、外観についてある程度の方向付けを行い、最終的には現場でのモックアップを行い、外観を決定させたいと考えております。また、外溝計画、植栽計画について、ご意見を求めて参りたいと思います。良好な景観形成やまちづくりへの寄与、ユニバーサルデザインと言った観点からご意見をいただきたい」と挨拶した。
同懇談会の会場となった6階大会議室には、新庁舎の立体模型が設置されていた。庁舎のデザインは、従来の建物と同じ茶色をベースにしたものと、薄い灰色をベースにしたものの2種類が提案されている。同開発局営繕部では、2009(平成21)年度末の完成を目指している。
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