地域の子育て文化運動団体「おたる子ども劇場」の人形劇(第136回幼児例会)が、11月25日(日)11:15から、いなきたコミュニティーセンター(稲穂5)で行われた。
おたる子ども劇場は、「大人と子どもが共に育ちあう子育て環境作りを目指し」、1975(昭和50)年に設立。現在、約130名が入会しており、幼児・低学年・高学年などの人形劇や舞台劇、キャンプなどを行っている。活動は、子どもたちが主役となって運営する。
25日(日)の人形劇「かえるくん かえるくん(人形劇団ひぽぽたあむ)」では、当番の子どもたちが、受付の切符切りや舞台前挨拶などを担当した。赤色のバンダナを首に巻いて、手作りの“かえるくん”の面を被り、みんなで力を合わせて取り組んだ。
人形劇「かえるくん かえるくん」は、オランダの絵本が原作。主人公のかえるくんと、仲間のうさぎ・アヒル・ねずみさんたちが登場し、サプライズパーティで友情を深めたり、新しい仲間との出会いと別れを描いた物語。参加した約20人の子どもたちは、「楽しい」、「面白い」などと、約40分間の人形劇に、釘付けになっていた。
渡辺雅代運営委員長は、「小さい時から感性を身につけるように人形劇を見てもらっている。1回きりではなく、何回も見てもらうように会員制にしている。幼児が主役となって運営して、ありがとう、楽しいだけじゃなく、色々な感情を身につけてもらいたい」と話している。
同団体では、会員を募集している。会費・月額1,000円、入会金300円。会費は、舞台鑑賞や会の運営、行事などに使われる。問合せ:0134-33-7088(火・金 10:00~14:00)
◎おたる子ども劇場HP