真冬日一転、荒れた天候に!「暴風,波浪警報」発表!


 11月20日(火)の小樽は、雪降る寒波の真冬日となった19日(月)とは打って変わって、雨模様に強風が吹く荒れた天候となり、「暴風,波浪警報」、「雷注意報」が発表され、フェリーの運航にも影響が出ている。
 19日(月)11:00に-4.4℃だった気温は、20日(火)11:00には7.9℃までに上がった。雨模様で、昨日、家々の屋根や道路に積もった雪も解け、銀世界は一転して消えた。
 しかし、20日(火)10:56に、札幌管区気象台は、小樽など後志北部に、「暴風,波浪警報」、「雷注意報」を発表するとともに、15:50に「暴風と高波に関する北海道地方気象情報 第3号」を出し、「北海道地方の日本海側では、引き続き20日夜遅くまで海上・海岸を中心に風が非常に強く、海は大しけでしょう。暴風や突風、高波に厳重に警戒して下さい」と呼びかけている。
 「北海道の西海上に発達中の低気圧があって北東に進んでおり、20日夜にはオホーツク海に達し、その後、冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、日本海側では海上・海岸を中心に20日夜遅くまで南西の風のち北西の風が非常に強く、海は大しけが続くでしょう。また、局地的に猛ふぶきとなる所があるでしょう」とし、20日夜遅くにかけての最大風速は、南西のち北西の風、日本海側海上25メートル・陸上20メートルを予想している。また、波は、日本海側で20日夜遅くまで6メートルを予想している。
 暴風・波浪警報で、海が大シケの影響で、フェリーの運航にも遅れが出始めている。新日本海フェリー(勝納)の11月20日(火)23:30小樽発舞鶴行き「あかしあ」は、1時間30分程度の遅れが出るとともに、21日(水)00:45舞鶴発小樽行き「はまなす」も、遅れが生じるとしている。
 天気概況では、今夜20日(火)は、「南西の風 やや強く 後 西の風 やや強く 海上 では 北西の風 非常に強く 雨 夜 雪 で ふぶく 所により 夜のはじめ頃 まで 雷を伴う 波 6メートル」。明日21日(水)は、「西の風 やや強く 海上 では 西の風 強く 雪 で ふぶく波 5メートル 後 4メートル」。明後日22日(木)は、「西の風 強く 雪 で ふぶく 波 4メートル 後 3メートル」としている。
 このため、同気象台では、「暴風や突風、風向の急変、高波に警戒して下さい。また、猛ふぶきによる交通障害に警戒して下さい」と呼びかけている。