美術館に響く“指笛”!ギャラリーコンサート 


yubifue1.jpg 指笛とマンドリンによる“心洗われるような美しい響き”が、文化の日の11月3日(土)、静かな市立小樽美術館(色内1)内に広がった。指笛奏者の視覚障害者・山田修さんが札幌マンドリンクラブと共演し、見事な演奏を披露。
 美術館ギャラリーコンサート〜指笛とマンドリンの夕べ〜は、3日(土)16:30から、市立美術館2階展示室で行われた。小樽ゆかりの版画家たちの作品が並ぶ会場には、定員50名をはるかに超える約160名もの聴衆が並び、立ち見も出る人気となった。
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 山田さんとマンドリンクラブの演奏は、「北の国から」や「北の旅人」、「千の風になって」など6曲が行われた。マンドリンのやわらかい演奏と、指笛の高く美しい音色が会場を包み込み、聴衆から大きな拍手が起こっていた。
 指笛演奏は、体力の消耗が激しいため、1曲ごとに山田さんのトークも披露された。「多くの人が会場にいることが拍手で分かる」と感謝しながら、次々と美しい音色を響かせ続けた。主人の足元では、盲導犬のナナ号が、主人の指笛の演奏にじっと聴き入っていた。
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