小樽市役所のプログラムミスから起きた介護保険料の誤徴収問題で、市福祉部介護保険課は、過徴収した保険料の差額分を、10月・12月・2月・4月の4期に分けて、2,707名に、総額3,300万円を返還すると発表した。
市は、過徴収した原因を、「当初賦課に使用したプログラムの不具合があり、激変緩和措置の対象者の一部について、社会保険庁などに依頼する特別徴収の額が、正しい保険料額と異なる額で通知されたため」としている。
これまで、過徴収の対象は、市民2,729名していたが、精査した結果、2,707名となったという。過徴収は、10月・12月・2月の3期としていたが、4月期も対象となり、影響額は、当初の総額2,529万3,410円から、4期総額で3,311万2,330円に増加した。
市では、10月期分の差額返還は10月19日(金)で、12日(金)までに還付先指定届の提出をした1,660名分(全体の61%)に対し、指定口座に返還する。
12月期は12月14日(金)、2月期は2008(平成20)年2月15日(金)、4月期は2008(平成20)年4月15日(火)の年金支給日に還付される。ゆうちょ銀行を指定した人は、一週間程度時間がかかるという。問合せ:0134-32-4111(内線454) 小樽市福祉部介護保険課保険係 担当:志久、吉岡
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