ウィングベイ小樽前の小樽港臨海公園で、大桟橋を活用する今年最後のイベント「浮き桟橋秋まつり」が、10月14日(日)に行われた。
秋の海を満喫するこのイベントは、小樽築港ベイエリア活用促進実行委員会の主催。今年、海のイベントで大活躍した浮き桟橋を使って、筏に乗ったり、生きた魚をタモで獲ったりと、海と戯れる一日。
早朝に雨が降り、雨雲に覆われていたが、09:30~15:00まで子供連れの家族などが足を運び、桟橋は、賑わいを見せていた。
参加した子供たちは、オレンジ色の救命胴衣をつけて、タイヤチューブで作られた筏(いかだ)に乗って、高い波の上を必死に漕いで遊んだ。桟橋に設置された活魚槽には、サケ、ガヤ、カジカ、アブラコなどの活魚約120匹が放たれ、子供たちは、自分の背丈よりも長いタモを使って、逃げる魚をすくって楽しんだ。
札幌の伊藤貴大くん(11)は、「カジカが獲れたので嬉しい。筏は思うように漕げなくて難しかったが、楽しいイベントだった」と、すくった魚を手にとって笑顔で話していた。
午後からは、小樽太鼓衆「鼓響」の打演が行われた。鼓響初の海上パフォーマンスで、太鼓独特のリズムと迫力の演奏が海上に響きわたり、関係者たちを驚かせていた。
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