北海道付近が高気圧に覆われた10月13日(土)13:00現在、市内の最高気温は11.7℃、最低気温は6.1℃と、11月上旬並の寒さとなり、冬の足音が急速に小樽に近づいてきている。
札幌管区気象台は、13日(土)05:55、後志北部に強風,波浪注意報を発表し、10:40の天気概況では、「北海道付近は高気圧に覆われていますが、13日夜から14日にかけて気圧の谷が通過する見込み」としている。
市内は、12日(金)から急激に気温が下がり、最低気温6.6℃を記録した。道内では初雪を観測するところも出始めた。市内には、まだ初雪の便りは届いていないが、札幌管区気象台のアメダス(表形式)には、いよいよ積雪深の欄が表示された。
11月上旬並の寒さとなった13日(土)の市内では、厚いコートに手袋をした買い物客の姿が多く見られた。昼時の市街地は、快晴だったが冷たい風が吹きつけ、市内各地の温度計は10~12℃の気温を記録していた。小樽運河を散策する観光客の中には、ダウンジャケットを着て記念撮影する人の姿もあった。
同気象台では、14日(日)の朝の最低気温は2℃としており、「曇りで夕方一時雨が降るでしょう」と発表している。めっきり冷え込む朝を迎え、小樽に冬の足音が一段と高くなっている。