小樽市堺町周辺の30年間を収めた写真が並ぶ、小樽写真研究会の「堂堂展」が、9月18日(火)から、小樽都通りのギャラリー白方(稲穂2)で開かれている。
小樽写真研究会(浅賀正生代表)は、素人からプロカメラマンまでの13名が参加している。1989(平成元)年に結成し、奥沢・手宮・高島など各地域にある残したい建物や風景、無くなってしまった建物などにスポット当てて写真展を開催している。
今年の企画は、“DEEP堺町”と題し、堺町・相生町・東雲町・山田町など、水天宮を中心に“小樽で最初に栄えた頃の面影を残す町”にスポットを当てた。今年は会員9名の350点が飾られている。
昔の小樽の風景などにプリキのおもちゃを溶け込ますように撮影した作品や、光と影による風景写真など、写真家による様々な視点から、繁栄の町から斜陽の町へと移り変わった小樽堺町の様子が映し出されている。
堺町地区も変わり過ぎたが、残しておきたい建物や風景がある。しかし、古いものばかりではなく、新しくなったところを取り上げる会員もいる」(浅賀代表)と話していた。
「堂堂展」は、23日(日)10:00〜19:00まで。入場無料。