9月13日(木)09:15、国内最大の自転車ロードレース「ツール・ド・北海道国際大会」の小樽市内を駆け抜ける第1ステージが、小樽市総合博物館(手宮1)からスタートした。
スタート地点では、各チームの伴走車両が並び、選手たちは入念なマッサージを受けたり、自転車を漕いでウォームアップなどをして、スタートに備えていた。09:15のスタートの合図とともに、参加選手99人は、一斉にコースに飛び出していった。
ロードレースには最適の絶好の快晴の秋空を背景に、小樽の海風を受けながら、総合博物館から小樽運河を抜け、日銀通りをスピードを上げて走り去った。日銀通りの沿道では、市民たちが並び、「頑張れ」と選手に声援を送っていた。見ていた人は、「あっという間だな」と、その速さに驚いていた。
市内奥沢の飯田誠一さん(75)は、「毎年あちこち回って、ツール・ド・北海道のレースを楽しんでいる。小樽スタートは初めて見るので良かった。一瞬の間に通り過ぎていくのが良いんだ」と話していた。
参加選手は、チームカラーの派手なウェアやヘルメットをまとい、スピードを上げ、日銀通りから緑町・最上町・塩谷を抜け、フルーツ街道からフゴッペ大橋までの市内19.8kmを、約30分間の速さで駆け抜けていった。
第1ステージは、小樽から余市、積丹半島の古平町からトーマル峠を越え、岩内町(運動公園)までの計105kmで、到着時刻は、11:35~12:15となっている。この105km間の第1ステージを2時間半程度で走り抜ける。
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