小樽しりべしシニアネット(古田重雄会長)の文化祭・美術展が、9月5日(水)から9日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)3階市民ギャラリーで開かれている。パソコンで加工・合成したデジタル作品やデジカメ写真、手工芸など、会員それぞれの個性と趣味の場が広がっている。
同会は、定年を迎えたり、子育てが終わった人たちが、パソコンやインターネットなどで交流する場を作ろうとする市民活動団体。50歳以上のシニアが会員となり、仲間や共通の趣味を見つけたりなど、豊かで充実したシニアライフを過ごすことを目指している。
9月5日(水)から開かれている第3回文化祭・美術展には、150人の会員のうち、93人の写真約200点・書と絵画16点・手工芸70点など約300点以上の作品が並んでいる。
パソコンによる写真加工・合成で、美術展の様子を作成したデジタル作品や、絵本から今にも飛び出しそうな白雪姫と7人の小人たちの粘土作品など、プロ顔負けの巧みな技が使われ、見学者たちを驚かせている。古田会長の愛娘が結婚式で着た、妻手縫いの真っ赤なドレスも飾られており、見学者を楽しませている。
6日(木)から8日(土)までの3日間は、毎年好評を博している、パソコン実演教室も用意されている。6日(木)は、デジカメ写真の加工・合成、7日(金)は、パソコンによるお絵かき、8日(土)は、パソコンによる動画作成となっている。
及川洋子副会長は、「会員のみなさんが見る見る上達していて、展覧会ではその様子が見られるので、見学者を楽しませる。ぜひ、多くの人に足を運んでもらいたい」と話していた。
美術展は、9日(日)10:00~16:30まで。入場無料。
◎小樽しりべしシニアネットHP