9月に入り、秋の収穫の時期を迎えた市民体験農園(塩谷五助沢地区)で、9月2日(日)09:30から、秋の収穫まつりが開催された。
同園は、農業を通して土と緑の自然に親しみ、収穫の喜びを肌で体験して、農業の理解や農家との交流を深めるグリーンツーリズムの推進を目的に開園した。今年で開園23年目を迎えている。
今年は、開園してから最多の141家族が331区画を利用した。今夏は、猛暑日の暑苦しい日が続き、旱魃で中々雨も降らず、農作物にも大きな影響を与えた。しかし、利用者たちは、春に植えた種や苗をしっかり育て上げ、2日(日)の収穫まつりには、大きく成長した野菜や果物を並べた。
収穫まつりでは、恒例の品評会が行われ、今年は、30家族が、ジャガイモやカボチャ、スイカなど、心を込めて作った農作物を出品した。
同園のおたる自然の村市民体験農園協議会では、「中々雨が降らない中で、撒いた種や植えた苗をこんなに成長させ、出品した作品は素晴らしいものばかり。育てるために足を運んだ回数が、出品作品にも出ている」と評価した。
品評会の優勝者は、昨年に続き、新光町の桑名英一さんとなった。