市の歴史的建造物となっている能楽堂(花園5)を描いた、絵画コンクールの表彰式が、8月28日(火)18:00から、能舞台で行われた。
能楽堂絵画コンクールは、同施設の指定管理者となっている“イオンディライト・大幸総業グループ”が、能楽堂の重要性を写生会で再認識してもらおうと、7月20日から8月20日まで実施した。市内の小中学生や一般17名が参加した。
コンクールには、一般の部と小・中学生の部にそれぞれ最優秀館長賞と館長賞の計6本と、小・中学生の部に特別賞1本が用意された。28日(火)18:00から、能舞台で表彰式が行われ、参加した受賞者7人が、館長から賞状などを受け取った。
小・中学生の部で最優館長賞に見事選ばれたのは、幸小の大高彩ちゃん(小2)。水彩とクレヨンを使って、迫力ある能楽堂とカラフルな色使いで可愛らしく仕上げた一枚となった。「画用紙いっぱいに描かれた能楽堂にパワーを感じた」(寺田龍吾館長)と評価された。「初めて能楽堂を見た。1日では描き切れなかったので、絵の教室の先生に教えてもらいながら完成させた。1番になれて嬉しい」とニッコリ。
小樽のシンガーソングライター・柿本七恵さんが選ぶ特別賞には、鍵和田与主亜くん(小2)が選ばれた。柿本さん手作りの絵描き帳と賞状・CDが手渡され、「嬉しい。能楽堂は簡単に描けた」と喜んでいた。
受賞者の作品は、9月1日から小樽市公会堂内の能楽堂前に展示されることになっている。
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