米海軍艦船「GARY」(ゲイリー・3,696トン・ジョーカー・L・ジェンキンズ艦長)が、8月17日(金)08:30、小樽港にその姿を現した。「親善・友好」を目的に、小樽港中央ふ頭第3バースに09:00に着岸した。
米艦船ゲイリーは、ミサイルフリゲート艦で、長さ138.7m・幅14.4m・喫水8.0m・排水トン数3,696トン・マスト高36.2m・一日最大上陸員数140人。
7月19日、小樽港長(小樽海上保安部・山口晴久部長)から小樽市に、小樽寄港に伴うバース手配についての照会があり、8月10日に寄港受入れを発表した。
17日(金)09:00、海上保安の巡視船艇の監視の中、白い制服を着た隊員が甲板に一列に整列しながら、灰色の雨雲で薄暗くなった小樽港に入港した。これに対し、各約20人から25人の革新3団体の反対デモが、臨海公園などで行われ、「ゲイリーの入港反対」、「ゲイリーは帰れー」などのシュプレッシュコールを挙げていた。
小樽に滞在中、同艦の隊員たちは、市内を見学したり、札幌を訪問することにしており、3日後の20日(月)09:00に小樽港を出発する。出港後は、アメリカに向い、サンディエゴで艦の修理を行い、海軍の任務遂行に当たることになっている。
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