8月13日(月)からお盆入りとなった小樽市では、市民など大勢の人が市内各墓地に足を運び、先祖の供養をしている。
お盆は、8月13日(月)から16日(木)までの4日間で、先祖や亡くなった人たちが成仏してくれるようにと、報恩の供養をする時期。
13日(月)の迎え盆には、お盆休みの里帰りの人や市民などが、市営墓地14ヵ所や民営墓地などに出向いていた。祝津2の市営高島墓地には、多くの家族連れが車で訪れ、墓地前の道路が渋滞したり、駐車場が満車となっていた。
この日の天候も、昨日に続き暑い猛暑日となったが、家族全員が揃って、先祖を供養するために墓石を清めたり、花や菓子、線香などを墓前に供えていた。
小樽市役所では、交通規制の協力を求めて「お盆期間中のお墓参りについて」のページをHPにアップしている。中央墓地や高島墓地、銭函墓地などで、路線バスの臨時停留所や設置されたり、一方通行となるなどのお知らせが掲載されている。
市では、以前、墓地にごみ箱を設置していたが、家庭ごみなどが次々に捨てられることから撤去した。このため、供え物やごみが大量に墓地に放置されるようになった。
市役所戸籍住民課では、「ごみを放置されたままでは、カラスやスズメバチが集まってきて危険で、ほっとく訳には行かない。お金がないので、職員自ら出向いて処理している。なんとか墓地をきれいに利用してもらいたい。お参りが済みましたら、供物などは持ち帰るようお願いいたします」と呼びかけている。
◎お盆期間中のお墓参りについて