小樽のシンボル・天狗山に棲む“大天狗”が、8月13日(月)、小樽運河浅草橋街園で天狗山ロープウェイをPRするため降りて来た。
天狗山は標高532.4mの山で、ロープウエイは延長735m。山頂からは、小樽市街、港、積丹半島、石狩湾、湾の向こうには暑寒別連峰が一望出来る。
この天狗山の由来は、「火や煙などの(天狗火)が山中に見え、天狗が棲んでいるといわれた」、「山や岩の形が天狗に似ていた」、「東北日本海側から移住してきた人々が故郷にあった“天狗山”を思ってつけた」、「難破して山中に逃げ込む外国人を天狗と見間違えた」などと言われ、その名がついた。
このため、天狗山山頂の「天狗の館」(天狗資料館)には、超ミニ天狗からジャンボ天狗まで、天狗にまつわる品々が日本全国から700点も勢揃いしている。
この天狗山に棲む真っ赤な顔の“大天狗”が、新しい黄色の装束を身にまとい、小樽天狗山のPRのため下界に下りてきた。観光客の多いこの時期に合わせて、小樽の観光名所のひとつ小樽運河浅草橋街園に、「素晴らしい眺望 美しい夜景 小樽天狗山ロープウェイ」と書いた旗を持って登場した。ロープウェイスタッフが、割引券やチラシ、うちわのセット200部を配布し、“大天狗”は観光客の記念撮影に大忙しだった。
このPR活動から天狗山に訪れた観光客も多数あり、「今後何回か“大天狗”と一緒にPR活動を続けたい」(同ロープウェイ)と張り切っていた。
◎小樽天狗山ロープウェイHP