５歳から年配者まで誰もが簡単に挑戦出来る「ニューステンドアート」の製作体験が、堺町の昆布専門店「利尻屋みのや」の不老館(堺町1)で開かれており、夏休み中とあって、家族連れに人気を集めている。
製作体験は、｢夏休み中の子供たちの自由研究に利用してもらいたい」(藁谷代表)と、8月1日(水)から31日(金)まで行われているニューステンドアート協会(北海道本部代表・藁谷靖子代表)の作品展のイベント。
ニューステンドアートとは、ガラスに彩色して、ステンドグラスのような透明感のあるカラフルな装飾画を手軽に製作出来るアート。約20分間で簡単に１つの作品を作れる。ガラスや陶器など布以外の素材の物に色付けして、色々なアレンジも可能だ。
「利尻屋みのや」不老館では、同会北海道本部のインストラクター９名の64作品が並べられ、東京都美術館で入選した９点の作品も飾られている。下絵からライン付け彩色まで全部の工程を簡単に楽しめる製作体験は、家族連れの観光客などに人気を博している。
デザインのアウトラインも簡単に修正できることから、参加する子供たちも失敗を恐れず、大胆に個性豊かな作品を完成させている。色付けしてから約20～30分で乾燥して、持ち帰ることが出来るので、子供たちの自由研究に最適だ。
滋賀県から家族５人で観光に来ていた福原由惟ちゃん(11)は、「プロが作った作品のように、自分もきれいに出来るので嬉しい。ラインの太さや色の濃さの調整は難しいけれど、色々なアレンジが出来るので楽しい」と作業に夢中になっていた。
ニューステンドアートの展覧会は、8月1日(水)から31日(金)09:00～17:00まで。入場無料。製作体験10:00～15:00は、１回500円。
