「第41回おたる潮まつり」の28日(土)に行われた、第16回潮ねりこみコンテストは、「北一硝子」と小樽美容協会の「小樽の芸者衆と潮火消組」が、審査員の点数が同点となりダブル優勝となった。
77梯団(チーム)約6,000人が参加した「潮ねりこみ」では、各梯団が工夫を凝らした踊りを披露した。コンテストの優勝の行方が注目されたが、北一硝子と小樽美容協会の「小樽の芸者衆と潮火消組」が優勝、3位に小樽商科大学、4位に上光証券株式会社、5位に小樽ボールルームダンス連盟、特別賞に小樽短期大学&入船六三町会・天神町会・最上小潮ねりこみ隊が選ばれた。
29日(日)18:00から、中央ステージで表彰式が行われ、賞状と賞金が山本秀明実行委員長から手渡された。今年は、ダブル優勝のため、賞金は7万5,000円ずつとなった。
昨年に続き優勝し連覇を果たした小樽美容協会は、「小樽が一番栄えていた明治に、300人の芸者衆がいたので、それを再現した。さらに、当時小樽には火災が多かったので、火消し隊をつくり、みんなで力いっぱい練習して踊った。本当にうれしい」(小谷弘子会長)
北一硝子のスタッフは、「最後の練習では、夜遅くまで残って頑張って練習した。優勝したと連絡がきた時は本当にうれしかった。また、来年も頑張りたい」と喜んでいた。