小樽市は、全国1,000市区町村のうちから、魅力的な市区町村の5位にランクインした。
これは、市区町村のブランド力を“見える化”し、地域ブランド戦略の指標として活用できるようにBRIブランド総合研究所(東京)が昨年から実施している調査で、今年は2回目となる。
調査対象は、全782市(2007年6月末現在)と東京23区、地域ブランドへの取り組みに熱心な195町村を加えた計1,000市区町村。
各市区町村に対しての認知度、魅力度、情報接触度、イメージ、情報入手経路、観光意欲、居住意欲、産品購入意欲、地域資源への評価など全63項目を、インターネットで調査し、全国から3万1,169人の回答が集まった。
この結果、昨年に続き札幌が全国で最も魅力的な市区町村に選ばれた。小樽市は、昨年の7位から2ランクアップし、堂々5位に選ばれた。このほか、道内からは、函館や富良野も10位以内に入った。
全国で魅力ある街第5位にランクされた小樽市だが、外の目と内の目とでは、観光と生活することの違いから温度差があるものとなっている。アジアからの観光客が急増している中で、今後の魅力ある街づくりが課題となっている。
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