2隻の灰色の艦艇が、7月13日(金)10:00、小樽港に姿を現し、勝納ふ頭に着岸した。
この艦艇は、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の練習艦「あさぎり」と「やまぎり」の2隻。防大生の定期訓練の一環で、補給と休養を兼ねて小樽港に入港した。
「あさぎり」と「やまぎり」の2隻は、練習艦隊第1練習隊の所属で、基準排水量3,500トン、全長137m・幅14.6m・深さ8.8m、乗員約220名で、62口径76mm単装速射砲や高性能20mm多銃身機関砲などを装備し、ヘリコプター1機を搭載出来る。
勝納ふ頭に2隻横並びで停泊している練習艦は、防大生の夏季定期訓練で来港し、15日(月)まで停泊の予定で、海上自衛隊余市防備隊(余市町)で、研修が行われるという。
周囲の釣り人などは、「米艦船よりも小さいけれど、灰色だと迫力あるね」と、勝納ふ頭の小樽フェリーターミナル横に停泊した2隻を見上げていた。同艦艇は、15日(日)朝に出港予定。