艶やかに咲き誇る大輪の牡丹の庭園に、優雅で華麗な高島越後盆踊りと仁木町の郷土芸能の阿波踊りが映えわたった。
牡丹まつりが開かれている市内祝津にある旧青山別邸の小樽貴賓館(祝津3)に、6月10日(日)正午から2つの踊りが、満開の牡丹庭園で行われた。
10日(日)は快晴の夏日となり、満開の牡丹と踊りを見に多くの観光客が集まった。同館の周囲には、観光バスやタクシー自家用車などが溢れ、多くの人を集めた。
庭園の牡丹園はちょうど今が盛りの満開を迎え、赤・紫・白・黄色などの大輪の牡丹が咲き誇っていた。12:00から始まった、小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りは、優雅な手足の動きが特徴で、踊り手たちが牡丹園の周囲を周りながら、華麗な踊りを披露した。高島越後盆踊り保存会の踊り手たちも、「今日は天気も良く満開の牡丹を見ながら踊れて最高だ」と、汗を拭っていた。
阿波踊りは、仁木町阿波踊り会にき連によるもので、笛・鐘・三味線・締め太鼓・大太鼓の音に合わせ、テンポ良い軽快な踊りを、武者のぼりの立てられた庭園で披露した。
同庭園は、約300株の牡丹が植えられており、ちょうど今が盛りの満開となり、大輪の花と踊りとが融合したイベントとなった。同館の牡丹まつりは、5月26日から6月24日まで行われており、園芸市も同時に開かれている。
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