小樽市の水道水の一日平均給水量は、大型バスで540台分。市民一人あたりでは、1リットル牛乳パック約380本にもなる。
これは、小樽市水道局が、6月8日(金)に発表した「平成19年度水質検査計画」から明らかになった。
同水質検査計画は、国の水道法に基づき行われるもので、水質検査の適正化や透明性を図るため、水質検査の採水箇所・項目・頻度等について定めたもので、毎事業年度の開始前に公表が義務づけられている。
同計画は、市水道局のホームページに8日(金)からアップされており、小樽の水道水の水質状況が分かるものとなっている。全18ページに及び、水道事業の概要から水質検査項目や水質検査方法と検査結果などが詳細に述べられている。
小樽の水道水の水源は、余市川水系・朝里川水系・銭函川水系・勝納川水系の4つがある。取水された水は、市内5ヶ所の浄水場で処理され、安全で上質な水が各地域に送られている。
この水源から浄水場、蛇口に至る流れに沿って、定期的な水質検査を行い、水道水の安全を確認して公表したもの。小樽市の一日平均給水量は、53,748立米(平成17年度)で、これは、大型バスを水槽に見立てると、大型バス540台分になり、一人あたり一日平均給水量では、市民一人あたり1リットル牛乳パック約380本にもなるという。
◎水質検査計画について