小樽高等支援学校(銭函1)は、開校以来の恒例行事のひとつとして、海開き前と海水浴シーズン後の年2回、銭函海岸の清掃活動を実施している。
地域の教育力を生かした活動として、町と何か繋がることをしようと、清掃ボランティアを実施。除々にゴミの量も減ってきてはいるが、生徒達は力を合わせて、毎回10袋以上のゴミを回収。やりがいを感じ、自然を大切にする心も養われる。
今年も海開き前に海岸に落ちているゴミを綺麗にしようと、5月28日(火)・29(水)・30日(木)の3日間、同校・環境流通サポート科1年~3年・約40名が参加して、10:00~11:30頃に行われた。
最終日の30日は、同科の1年生8名と教員3名が清掃活動に参加。初日に体験しているため、手順も良くスムーズに行われた。
意外にゴミが目立つテトラポットの上を重点的に行った。
ペットボトルやビニールの切れ端やプラスチックのトレー、中には電線までもあり、生徒は、テトラポットにへばりついて、深いところまで、手を伸ばしてゴミを拾い集めていた。
参加生徒の1人は、「海岸を綺麗にしたい」と話し、清掃活動に汗を流していた。
昨年度の環境・流通サポート科は、海岸の清掃活動のほか、道路周辺の清掃や、除草、独居高齢者の窓清掃、除雪などの奉仕活動を行い、地域への関心や活動への参加を促す機会に繋げている。
◎関連記事