6月14日(木)・15日(金)・16日(土)の3日間で行われる水天宮祭りの最終日16日(土)に、映画の都・小樽が『キネマの花園』として、一日だけ復活する。
小樽が「商都」と呼ばれた昭和時代に、市内には20軒もの映画館があり、映画の都・小樽として知られていた。このキネマの街をもう一度小樽に復活するイベントとして、『キネマの花園』が昨年に開かれ、延べ450名もの観客が集まり、一日だけの映画の街がよみがえった。
昨年に引き続き、今年も水天宮祭りに合わせ、花園銀座3丁目会(荒井国男会長)が主催で、元花園映画劇場跡地の月極専用駐車場で行われる。プロジェクターによる映画の上映やフリーマーケット、町内アピール抽選会、屋台コーナーなどの設けられ、イス席120席が用意される。
花園銀座3丁目会商店会『キネマの花園』~映画の都・小樽・復活祭~では、昨年は映画をメインに、今年は商店街に来てもらうことをメインに、「小樽が活気にあふれていた時の元気と希望に満ちた感動をもう一度味合わせたい」としている。(イベントスケジュール)
水天宮祭りの3日間に合わせ、花銀では「水天市」を開催する。大道芸、1,000人ビアガーデン、福祉施設の展示即売会、チャリティーバザールやチャリティーオークションなどが行われる。(水天市スケジュール)
今年創祀150年を迎えている水天宮多賀神社では、長年の経過や台風で社殿などが傷んで、これまで修復作業をおこなっていた。ちょうど150年目に社殿も新しく復活し披露される。また、記念事業として、音霊のアーティスト「奈良祐之(ならゆうじ)」氏コンサート(無料)が本殿で行われる。(祭事の日程)
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