小樽道税事務所(富岡1)のインターネット公売が、5月8日(火)13:00から始まった。
今回で3回目となったネット公売には、税滞納者から差押さえた美少女フィギュアやゲームソフト、記念コインなどが出品されている。中でも、フィギュア10点に注目が集まり、マニアなどからの問合せが殺到し、テレビや新聞など全国ネットでも報道され話題を呼んでいる。
同事務所では、昨年12月に初めてネット公売を実施した。肖像画1点を出品したが、「価格の設定が悪かった」などと参加者が集まらなかった。しかし、今年3月に実施した2回目の公売では、人気アニメ・エヴァンゲリオンのキャラクター4点などを出品し、約100人のオークション参加者が募り、140万円の売上となった。
3回目となった今回は、恋愛シミュレーションゲームのときめきメモリアルやエヴァンゲリオンの人気フィギュアを出品した。現在は製造されておらず、マニアにはどれもお宝ばかり。オークションの参加申込は、4月12日から5月1日まで行われた。このため、同事務所HPにも出品する差押物件を掲載したことから、これまで1ヶ月約30件ほどのアクセスしかなかったが、申込期間中にアクセスが殺到し5,000件を超えたという。
各報道媒体にも取り上げられ、話題が一気に全国に広がり、オークション参加者も389人にまで上った。「前回は予想の2倍以上の売上になった。今回もマニアうけする物件を出品している。これで、滞納額が圧縮されるのでいいかなと思っている」(同事務所)と期待する。
入札期間は、5月8日(火)13:00から10日(木)13:00まで。話題のフィギュア一体800円~1,200円の価格から、どれくらい価格が上昇するか注目を集めている。