樹齢1,200年の山形県指定天然記念物「薬師桜」の植樹式が、4月25日(水)14:00から、小樽運河プラザ前広場(色内1)で行われた。
「薬師桜」は、山形県白鷹町観光協会から小樽に寄贈された。これは、社団法人小樽観光協会理事の小川原格・観光街づくり委員長が、小樽後志観光まちづくり報告のため山形県白鷹町を訪れたことがきっかけで、苗木3本が寄贈されることになった。(経緯)
このため、苗木を植樹するなら雪解けの春として、小樽開発建設部・小樽土木現業所・小樽市まちづくり推進室(観光振興室)・まちづくり市民運動・小樽緑のまちづくりの会などの協力で、運河プラザ前広場で植樹式が25日(水)に行われた。
植樹式では、小樽観光協会の眞田俊一会長が、「会長に就任し、はじめての公式行事となりました。ぜひ、山形県でも小樽のPRをしてほしい」と開会の挨拶をし、小川原・観光街づくり委員長が経緯を説明した。この後、来賓の山形県の後藤靖子副知事や山田勝麿小樽市長などが、「桜を縁に山形と小樽が今後もずっと交流していければ」と挨拶し、参加者たちが「薬師桜」の植樹を行った。
苗木は3本寄贈され、残りの2本は、5月5日(土)に緑のまちづくりの会により、国重要文化財・旧日本郵船小樽支店の前にある小樽運河公園花壇と、小樽市役所前庭花壇に植樹される。(写真提供:小樽観光協会)