小樽市は、国土交通省と北海道が実施する「春の建築物防災週間」(4/20~26)に伴い、この期間中、不特定多数が利用する特殊建築物の防災査察を行っている。
今回の防災査察は、初日の北海道済生会西小樽病院を皮切りに、旅館、飲食店、事務所など4ヵ所で26日(木)まで行われる。市民の生命や財産の安全を確保するため、建築物の防災・非難施設における維持、保全状況の査察を行う。
20日(金)は、市建築指導課4人と市消防署職員3人の1班が13:20から、北海道済生会西小樽病院内の通路誘導灯や避難口誘導灯などの非常用照明・災害設備・避難経路をくまなくチェックした。2階の1部の防火戸に多少の不具合が見られたものの、「非常用照明などが問題なく点灯し、おおむね良好で、今後も持続していってもらいたい」(建築指導課)と指導した。