15日(日)に告示され、22日(日)投開票で行われる市長・市議選が、いよいよ2日後に迫った。市長選に3人、市議選に39人の立候補者は、最後の追い込みに入っている。市内各所では、この選挙の話題で持ち切りとなり、ヒートアップする選挙戦に合わせ、市民の関心も頂点に達している。
特に3人の争いとなっている市長選では、市民の関心が極めて高い。現職、新人との三つ巴の争いで混戦模様となっており、3陣営はあと2日間の最後の追い込みに勝敗の帰趨をかけることになる。
今回は3人の激戦模様が、市議選にも大きな影響を及ぼしている。これまでの市長選は、市役所の順送り人事で、信任投票の色合い大きかったが、今回は、財政問題や病院問題など政策での争いで新市長を選ぶという、本格的な選挙戦が展開されている。
市議選の立候補者の支持者も3つに割れているところが多く、これまでは、市議立候補者が市長選の支持を明確にして、自分の支持と市長の支持を訴えていたが、今回は、激戦の影響か、市長候補の支持を声高に訴える人が少なくなっている。与党自民党の候補者も自らの名を売り込むだけで、市長選の訴えをしないという珍しい選挙戦が展開されている。
市議選でも11人が落選の憂き目を見ることになるため、激しい選挙戦が繰り広げられている。各立候補者は、当確ラインの2,000票の確保を目指し、懸命の追い込みを続けている。
小樽市の今後の4年間の行方を決める市長選・市議選の投開票日まで、あと2日。