台湾・台北市で、3月18日(日)から22日(金)まで行われている「北海道商談会 in 台北2007」に小樽から参加した企業は、現地バイヤーなどの注文を受けるなど、小樽産品の売り込みに一定の成果があったとのメールが届いた。
「北海道商談会 in 台北2007」は、小樽産品を海外に広げる事業に取り組んでいる東アジア・マーケットリサーチ事業実行員会(中野豊実行委員長)の主催で行われている。「積極的に自社製品をPRし、台湾市民の生活を体感することで、台湾人の消費行動などのマーケティング活動や社員研修に役立ててもらいたい」と、日本貿易振興機構(ジェトロ)北海道貿易情報センターの協力のもとで実施。
商談会一行は、2007(平成19)年3月18日(日)に新千歳空港から台北に向かい、19日(月)に現地食品バイヤーやホテル関係者、飲食店などにPRを行った。20日(水)には、商談先の企業訪問や太平洋そごうでの日本食フェアの視察を実施。21日(木)には、台中を視察し、22日(金)に帰国の予定。
商談会には23社が参加した。このうち、小樽からは、北海道宝や田中酒造など10社が出展し、各社とも取引についての感触が多少あったとしている。中には実際の注文を受けた企業もあり、「商談会としての成果はあったと感じています」という。
20日(火)の観光PR事業では、台北市の「太平洋そごう」で日本和風節「北海道物産展」(3/20~4/1)が開催されており、東アジアマーケットリサーチ事業の一環として、オープニング時に小樽観光パンフレットと、粗品(白い恋人小樽運河パッケージ)1,000個、また市内観光関連業者30社のパンフレットを配布した。
物産展には、小樽から「阿部製麺」、「館」の食品関係2社と、工芸品では小樽のガラス工房「K’s Blowing」が出展している。
商談会の模様は、現地から送られてきた写真でご確認下さい。
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