4月22日(日)投開票で市長選と同日選挙の次期市議選の立候補予定者のうち、新人3氏が所属党会派を離れ、無所属での出馬に変更している。
これまで市議会平成会の推薦を受け出馬予定だった鈴木喜明氏(48)が、平成会を離脱し無所属での出馬を表明したのに続き、市長選での佐藤氏出馬の余波を受け、自民党公認で出馬準備を進めていた此川寛氏(56)と、平成会推薦で出馬予定だった加賀則明氏(47)が、無所属で出馬することが明らかになった。
平成会を抜けて無所属出馬となった鈴木氏は、森井氏の市長選出馬への余波を受け、山田陣営からの働きかけで無所属出馬となった。
3月17日(土)に自民党を離党した此川氏は、佐藤氏の市長選出馬の余波を受け、自民党小樽支部からの働きかけがあったことを明らかにしている。18日(日)の佐藤氏の事務所開きに出席していた此川寛氏は、｢佐藤静雄氏を応援するなら党を抜けてほしいと言われた。厳しいのは覚悟の上。3月17日(土)に自民党小樽支部に離党届を提出。市議選には無所属で出馬する｣と話した。
同じく18日(日)に行われた佐藤氏の事務所開きに出席していた加賀氏も、平成会を抜け無所属で出馬することになった。加賀氏は｢佐藤氏に同調していく｣と、平成会を抜け無所属になることを明らかにした。
市長選に立候補予定の3候補の激しい鍔迫り合い(つばぜりあい)が、市議選立候補予定者にも大きな影響を与えつつあり、今後激戦が展開されるにつれ、市議選への余波もさらに強まることになろう。
