響く子供たちの歓声!おたる水族館営業開始!

 おたる水族館(祝津3)の2007(平成19)年度の営業が、3月17日(土)から始まった。目玉のコツメカワウソやオープンに合わせた春の特別展などで、久しぶりに館内に子供たちの歓声が響き渡った。
 17日(土)09:00のオープニングセレモニーでは、花火が打ち上げられ、山田勝麿小樽市長が子供たちとくす玉割を行った。
 世界最小のカワウソの仲間・コツメカワウソは、新設のトンネル水槽で、走ったり寝転んだり食べたりなど、かわいいしぐさを見せる。小さなコツメカワウソが動くたびに、子供たちからは「かわいい」、「もっと動いて」などの声が上がっていた。
 春の特別展「懐かしのヒーローたち」では、昔流行したエリマキトカゲやウーパールーパーなどを展示している。親子で展示水槽を覗き、「懐かしい。子供の頃流行ってたの」など会話を弾ませる人たちが多く見られた。
 人の古くなった皮膚を食べることでも知られるドクターフィッシュの水槽では、子供たちが手を入れて、「うわっ気持ちい」、「チクチクする」などと、魚につつかれる感触を味わい歓声を上げ楽しんでいた。倶知安町の川口純奈ちゃん(6)は、「食べられるときちょっと痛いけれど、楽しかった。手を入れると魚がくっついてきて面白かった」と次の展示水槽に向かった。
 おたる水族館は、本館・イルカスタジアム・海獣公園・遊園地などを持つ、北海道内で有数の水族館として知られている。延べ床面積5,682平米の館内には、北の海や川に棲む魚類を中心に250種・約5,000点を展示している。2007(平成19)年度の営業は11月25日(日)まで。

 おたる水族館HP


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