済生会小樽病院でノロウィルス集団発生!


 小樽市保健所(外岡立人所長)は、3月12日(月)、北海道済生会小樽病院(旧北生病院・梅ヶ枝町8)で、感染性胃腸炎症状患者の集団発生があったと発表した。
 保健所によると、3月7日(水)、同病院から入院者及び職員30名が、2月23日(金)から散発して胃腸炎症状を示し、うち2名について3月2日(金)に検便を提出していた。3月7日(水)にその結果が届き、いずれもノロウィルスが検出されたとの連絡があったという。
 このため、調査したところ、入院者26名及び職員4名の計30名が、2月23日(金)から3月5日(月)にかけて、下痢・嘔吐を主とした症状を呈し、治療を受けた。3月12日(月)までの患者数は、累計で33名(入院者29名・職員4名)となっている。
 保健所では、済生会小樽病院に対し、発症者の隔離や勤務制限、他の職員や入院者等の健康状況の把握、手洗いの励行、院内の清潔保持、感染防止について指導を行ったとしている。さらに、昨年12月にも同様の症状で集団発生がみられ、今回は再発生であり、その症状の経過から、院内におけるノロウィルス感染によるものとして、患者が散発しているものと判断しているという。

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 小樽市保健所HP