早春3月の週末の10日(土)・11日(日)は、市内は強風が吹き、強風・波浪警報が出されるなど、海は大シケとなり、小樽発着のフェリーも11日には、欠航を余儀なくされている。
札幌管区気象台11日04:33の発表によると、「沿海州に発達中の低気圧があり北東に進んでおり、この低気圧から南に伸びる前線が北海道を通過中です。石狩・後志地方の海は、引き続き11日夕方まで大しけでしょう。高波に警戒して下さい。また、石狩・空知・後志では、突風、落雷、電線着雪に注意して下さい」と呼び掛けている。
また、「暴風と高波に関する北海道地方気象情報」を9日(金)から11日(土)にかけ断続的に発表し、「石狩・後志地方の海は、引き続き11日夕方まで大しけでしょう。高波に警戒して下さい。また、石狩・空知・後志では、突風、落雷、電線着雪に注意して下さい」と注意を喚起している。
11日(日)午前の市内は、強風が吹きつけているが、カラリと晴れ上がり、天狗山など市内を囲む山々もクッキリとその姿を見せている。09:00現在、小樽など後志地方には「波浪警報と雷・強風注意報」が出されている。
低気圧による海は大シケの影響で、11日の小樽発着の新日本海フェリー小樽~新潟・舞鶴便が欠航となっている。
快晴となった市内の山々は、強風で雪が吹き飛ばされ、陽射しの暖かさもあり、木々が姿を覗かせ始めた。太陽をいっぱいに受け、木々は芽生えの時を迎えつつある。強風の中を、JR函館線の電車がゆっくりと小樽駅に向かっていた。