昨年11月に強制わいせつ容疑で小樽警察署に逮捕され、その後、被害者の告訴取り下げにより釈放された事件に関与して、昨年12月1日から停職3ヶ月の懲戒処分を受けていた市職員に対する3月1日(木)付の人事異動が、2月23日(金)に発表された。
3月1日(木)付で発表された人事異動は、次長職から係長職へと2階級降格させる人事となった。市の総務部では、懲戒処分時点で、当人から辞表が提出されると見ていたが、その後も辞表が提出されず、3ヶ月の停職処分の期日が到来するため、苦肉の策の2階級降格人事となった。
同事件は、学生が小樽市役所で就業体験するインターンシップ制度での女子学生に対しての行為で、今後の対応も含め、本庁勤務とはせず、旧交通記念館に開設する新博物館準備室の勤務に回された。これにより、次長職の7、8級から係長職の4~6級の扱いとなり、給与も減額となる。
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