札幌管区気象台は、2月14日(水)11:28、小樽など後志北部に「暴風・波浪警報」と「着雪注意報」を発表した。小樽市内は14日(水)午後から、低気圧の急速な発達の影響で、強い南東の風が吹きつけ、海は大シケとなっている。
小樽港には、この大シケを避けて港内に停錨する船舶の数が増えている。港を囲む倉庫の屋根からは、強風に吹き飛ばされた雪がもうもうと舞い上がり、海も大きな白波が立ち、次々に防波堤を襲っている。
同気象台では、「後志地方の海上では、14日夕方から、南東の風が非常に強く、大しけとなる見込みです。暴風や高波に警戒が必要です。後志の陸上では、突風や湿り雪による電線着雪に注意して下さい」と呼び掛けている。
「14日は、曇りで昼過ぎから雪か雨が降り出す見込みです。15日は、雪でふぶくでしょう。海の波の高さは、14日は3メートルのち6メートルと大しけとなる見込みです。15日は5メートルから6メートルと大しけが続くでしょう」としている。