2月9日(金)から18日(日)までの10日間で開かれている「第9回小樽雪あかりの路」が、週末の9日(金)と10日(土)から12日(月)までの3連休の4日間で、約30万人を超える大勢の来場者を数えたことが明らかになった。
小樽雪あかりの路では、昨年に過去最高の50万人を数えたが、今年も昨年と同じかそれ以上のペースで来場者数が伸びている。来場者数のカウントは、実行委員会が運河会場と手宮線会場で4人2組の計8人で行い、2人ずつ30分交代でカウントしている。
毎年、最初の週末は、札幌の雪まつりと開催日が重なることから、札幌から流れてくる観光客が多い。今年は、外国人観光客が、例年よりもさらに多くなっている。中には、雪あかり見物だけのために来樽するというフアンも増えている。散策路を歩く人からは、英語、中国語、韓国語などが入り交ざり、国際的な雰囲気も高まっている。
実行委員会では、「日曜日の運河会場では、浅草橋街園から散策路まで人出が多く、混雑して歩けないくらいの人で溢れた。目視だけなら過去最高の人出だったのではないだろうか」と、この4日間で30万人を超える入込数に、驚いた様子で話していた。
11日(日)と12日(月)には、雪あかりの路への“恵みの雪”が舞い降りた。13日(火)も、時折雪が舞っており、期間中もこのまま天候が持てば、昨年の50万人よりも多い来場者数になると推測している。3連休も終わり、今週は、ゆっくりと静かな雪あかりを楽しめそうだ。