3連休の2月11日(日)の小樽市内には、2日ぶりに白い雪が舞い降りた。気圧の谷が通過している影響で時折の降雪となり、真冬の小樽らしい白一色の景色が市街一面に広がった。
市内では、9日(金)から「第9回小樽雪あかりの路」が開かれているが、9日(金)の最高気温1.9℃、10日(土)-0.8℃と比較的暖かかった。雪も降らず雪不足の中で作った雪のオブジェも、ロウソクの火によって形が崩れ始めていた。
11日(日)未明から雪が降り始め、朝起きると市街一面に真っ白な新しい雪が積もっていた。昨日の積雪53cmから11日(日)07:00まで59cmで6cmほどしか積もらなかったが、実行委員会では、「恵みの雪ですよ」と喜んでいた。
10日(土)から12日(月)までの3連休で、同イベントには大勢の市民や観光客が訪れている。冬の小樽を幻想的に彩るロウソクの灯りの見学者たちが“小樽に恋する”思い出作りのため、実行委員会をはじめ市民ボランティアたちは、雪を節約しながらオブジェの補修作業に精を出している。