2006年1月
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2007年1月
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小樽の真冬のイベント「第9回小樽雪あかりの路」の開催日が来月に迫っているが、小樽市内は暖冬の影響で、積雪が例年より半減している。このため、同実行委員会では、雪不足に対応して25日(木)頃から、市内で雪集め作業を開始することになった。
白い雪とロウソクのやさしい灯りで、冬の小樽の夜を演出する「第9回小樽雪あかりの路」は、小樽の冬の一大イベントとして定着。昨年は50万人を超える入場者を数え、今年はバスツアーなども企画されるなど話題を集めている。
しかし、小樽市内の積雪は、1月18日(木)現在で36cmとなっており、例年よりも約50cm以上も少ない。このままの状況が続くと、同イベントに支障が出るとして、18日(木)に開かれた「第6回検討委員会」では、イベントのメイン会場まで雪を運び込むことを決めた。25日(木)からの雪のオブジェ作りに合わせ、市内各所から雪集め作業を開始することにしている。
大雪で雪が有り余っていた昨年は雪捨てに追われていたが、今年は思わぬ暖冬での雪不足で、雪搬入作業が新たに加わり、二重の手間を強いらることになった。
同実行委員会では、手宮のホーマックや祝津のおたる水族館の駐車場から雪を集めてくるとしているが、「会場の近場できれいな雪があればぜひ連絡してほしい」と呼びかけている。問合せ:0134-32-4111 内線267