気温-2℃・水温2℃の厳寒の石狩湾で、1月17日(水)10:00から、小樽海上保安部(港町5)と石狩消防署の合同潜水訓練が行われた。
真冬の訓練は、同部巡視船ほろべつ(中谷敏幸船長・乗組員26名)と石狩北部地区消防事務組合石狩消防署が、毎年、防災とボランティア週間(1月15日~21日)に実施している。無事故祈願と海難救助活動時に得た教訓を訓練で再確認して、円滑に活動するための合同訓練。
訓練は17日(水)と18日(木)の2日間、石狩湾港東ふ頭前面海域(石狩湾東4)で行われる。初日の17日(水)では、小樽海保の潜水士5名と石狩消防署4名の計9名が訓練に参加した。ほろべつ船首からの飛び込み、船首から船尾までの船体ドルフィン、素潜り体調確認、水中での姿勢維持などの慣水訓練を行った。
続いて、コンパスを頼りに海上で決めた方向に海中を進む「コンパスナビゲーション」と、潜水士らが海中でつながり楕円状に捜索する「ジャックステー捜索」の応用訓練も行い、初日の合同訓練を終えた。(写真提供:小樽海上保安部)