全国優良教習所に選定されている小樽自動車学校(新光2)は、1月14日(日)9:00~12:00、無料で冬道安全運転講習会を実施した。
この講習会は、「スリップなど、冬道での運転中にトラブルに遭遇した時、落ち着いて対処出来るように」と、約30年以上も続けられている。
14日(日)の講習会には、約50名の市民が参加した。急ブレーキ・スラローム・坂道発進・ABSのオンオフ体験など、万が一の時に備え冬道のトラブルを実地に体験した。
参加者は、2、3人で同じ教習車に乗り込み、同校コース内を運転した。時折吹雪くこともあり視界をさえぎられるなど、よりリアルな冬道運転を体験することが出来た。
参加した新富町の福士藍さん(21)は、「2年前に免許を取得したが、冬道は運転したことがないので参加しました。急ブレーキをかけても思った以上に止まらなくて困りました。先生に教わっても焦ってしまってなかなか出来なかったです。勉強になりました」
新光町の勝見美穂子さん(29)は、「視界の悪さや急ブレーキなどのトラブルを体験して、冬道の恐さを知りました。でも、今回体験したことによって、少しだけ分かった気がします」と、2回目の講習を申し込んでいた。
同校では、「今シーズンは、昨シーズンよりも積雪が少ないため、路面状況などが頻繁に変化することが多いので、運転操作の切り替えがうまく出来ずに事故が発生することがある。十分に気をつけてもらいたい」と注意を呼びかけていた。