堺小一世紀の歴史を語る思い出の写真の数々を展示した記念室が開設され、1月9日(火)から一般公開された。
小樽の名門校として知られた旧堺小は、2006(平成18)年3月に閉校された。しかし、長年にわたる堺小学校の思い出の数々を展示する記念室の設置が同小関係者から求められていた。
今回開設されることになった堺小学校記念室は、旧堺小の1階に開設され、大正時代から閉校するまでの懐かしい写真やアルバム、学校で使われていた備品など総計330点が展示されている。
歴代の校舎や卒業式、オカッパ頭の女の子や丸坊主の男の子が並んだ写真など昔懐かしいものが並べられている。小樽市教育委員会では、｢中心部の学校だったが、止むを得ず閉校に至った。地域の人や関係者からの思いに応えるため記念室を設置し、写真などの思い出の品を展示しているので、多くの関係者や市民の方々に見に来て頂きたい｣としている。
同小は、少子化の影響で生徒数が激減し昨年3月に閉校したが、8月には市立小樽病院高等看護学院が2･3階に移転。さらに1階には、市シルバー人材センターや市事業内職業訓練センター、地域活動室の3施設も移転してきている。
1階の地域活動室の隣に設置された堺小学校記念室は、平日9:00～17:00。職員が常駐していないため、同階にあるシルバー人材センター事務室が鍵の開閉を行う。
問合せ:0134-32-4111 内線533 教育委員会教育部学校教育課
