ノロウィルス感染の影響が広がる小樽市内で、市立小樽病院高等看護学院(鈴木隆学院長)は、12月22日(金)に予定していた第37回学院祭を中止すると15日(金)発表した。
同学院では、9日(土)に感染性胃腸炎症状が集団発生した市立小樽病院(若松1)で実習を受けていた学院生11名が、下痢や嘔吐などの症状を呈し、ただちに実習を中止し、自宅学習をするなどの措置をとっていた。
小樽市ではさらに民間医療機関での集団発生などを受け、小樽市保健所が14日(木)・15日(金)に緊急の説明会を開催。このため、同学院では、「学院祭の準備を進め、生徒は開催を楽しみにしていたが、市内で感染が広がり、市保健所が説明会を開催した状況もあり、学院祭では人の出入りがあるため、残念ながら今年は開催を断念することにしました」と、22日(金)開催予定の第37回学院祭を中止することを発表した。
同学院では、一般市民や関係機関などに学院祭への参加を呼びかけていたため、早急にこの中止の旨を文書などで説明したという。
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